自分に似合う仕事、みつけた!―資格を活かして働く女性16人へのインタビュー
| 「自己実現」したい人にお薦めの一冊 |
男女平等というのは一つのイデオロギーであって、実際にはそれぞれの性差こそが、男或いは女足らしめている。
男女平等を声高に叫ぶ人たちにとって、ジェンダーこそが一つの取り崩したい壁であろう。
しかし厳然としてそこには、絶対に壊れることのないセックスの違いが存在することに気づかない人も少なくない。
昨今の流行り言葉の様な「自己実現」という現代のキーワードは、この「女であること」(或いは「男であること」)を認識することなしには始まらないのだ。
この本には16人の女性が登場している。
それぞれ資格を持ち、それを活かして自らの夢をひとつの形にしている。
この16人の女性たちには、「女であること」の気負いや、逆に「女であること」の卑屈さなどは全く感じられない。実に自然体であり、その人生を謳歌しているかのようである。
彼女たちから、「自己実現」の過程とその意味を読み解くことも可能だ。
そのような意味において、「自分探しの旅」の途上にいる人には、是非とも読んで欲しい一冊である。
